田能村直入は文化11年(1814)に、現在の大分県直入郡竹田寺町に生まれた。後年の直入の号は、師の田能村竹田と同じく出身地によるものである。
直入9歳のとき竹田に師事し竹田荘に入塾、画家として次第に成長していった。
天保5年(1834)21歳のとき大阪に行き大塩中斎(平八郎)の洗心洞に入り、陽明学を学んだ。明治17年久邇宮殿下より「画神」の二大字を賜り、同27年に「画神堂」と称して南宋画学校を開設した。
直入は当地の入江家・亀田家と大変深い交友があった為、何度も足を運んでおり、今でも数多くの作品が残されている。
展示品目
「曽根八勝」 曽根町 亀田氏蔵
「旅窓観月図」 伊保町 入江氏蔵
「高砂図」 高砂町 小松氏蔵 など
パンフレットがまだ有ります。 |
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